こんにちは‼︎ナマケモノです
今回のテーマは「けがをしやすいお子さん」についてです

娘は小学生。よく体育でけがをしたといって帰ってくるんです…
しょっちゅう閉院間際の病院に駆け込んでいます(笑)

うちの子は中学から運動部に入ったんだけど、
ここが痛い、あそこが痛いって毎日湿布を貼っているよ。筋肉痛だと思うけど…なにかな?
運動しているとケガはつきものですよね!
いろんな場面でけがのきっかけがあるでしょう。
しかし、痛みが出なくてもよいタイミングで痛みを訴えるお子さんが増えているのも事実。
それって‶こどもロコモ”が関わっているかも…!
整形外科のリハビリを担当しているナマケモノが
こどもロコモについてわかりやすく解説します!
こどもロコモってなに?
まずこどもロコモとは何か。
これは「こどものロコモティブシンドローム」のことです。
昨今浸透してきた言葉、ロコモティブシンドローム。
ロコモティブシンドロームは日本語で言うと運動器不安定症候群といいます。
さらに言葉を分解していくと
運動器=骨、筋肉、靭帯など身体を動かすためにある身体の器官のことですので、
つまり、身体を動かす機能が不安定になっているという状態のこと。ですね( ゚Д゚)
この言葉は従来、おもにお年寄りに使う言葉でした。
それがこどもに対して使われるようになってきた…それはどういうことでしょうか。
お子さんたちの「おじいちゃん化」「おばあちゃん化」。
どうしてそんな状態になっているのか解説いたします。
子どもなのにおじいちゃん?
子どもなのにおじいちゃんのような身体。
具体的に言うと、
骨は弱く、関節の動きは悪く、筋肉は硬く力も出ない、そのような状態。
年々そのようなお子さんが増えてきているといいます。
でも、なぜか。
それはお年寄りをイメージすれば何となく答えは見えてきますね。
そう、それは運動不足が原因です。
私たちがこどもの頃は放課後公園に集まってドッヂボール!鬼ごっこ!ドロケー!なんて遊びが当たり前でした。(それはそれでよく擦り傷つくってましたが笑)
では今はどうでしょう。
公園で走り回っているお子さん、、よりも
ベンチでブランコで、滑り台の上で、ゲームをしているお子さんの方が増えたように思います。
昔よりもゲームや一人で遊ぶものの普及がかなり高まったことも、こどもロコモを作る一端に。
【ゲームをクリアする思考力と引き換えに体力はおじいちゃんに…】
…ゲームは現代の玉手箱だったのか…( ;∀;) なんて冗談は置いておいて(笑)
実際におこさんがロコモの状態になっていないか次の項目でチェックしてみましょう!
やってみよう、こどもロコモチェック
それでは実際に
簡単にできるこどもロコモチェック、おこさんと実際にやってみましょう!
- 片足で立ち5秒できるかな?
- 足の裏、かかとを付けたまましゃがみ込ができるかな?
- 腕をばんざーい!まっすぐきれいに上げられるかな?
- おひざを伸ばした状態で床に指をつけられるかな?
‶全国ストップザロコモ協議会子どもロコモについてから引用https://infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing//blog-use/27200/ “
どうでしたか?
このチェックで簡単ではありますがバランス能力や関節や筋肉の柔軟性が確認できます。
ひとつでもできない項目があった場合こどもロコモの可能性があります。
え…どうしよう、、、
なんて心配になっちゃったかもしれませんね。
でも、大丈夫です!
こどもロコモは改善することができますよ!
基本的に病気ではありませんからね(^^)
お子さんのけがを防ぐために
こどもロコモは身体の機能が落ちてしまうため、けがの原因になります。
しかし
成長期のお子さんはもともと運動機能や身体の修復機能が高いため、簡単な体操やストレッチで改善できるものでもあります(^^)
まずはしっかりラジオ体操をやるところからでも構いません。
日常に軽い運動の習慣をプラスしてけがのない身体づくりをしていきましょう!
簡単にできるストレッチなどは近日記事にします(^^)※5/21アップしました!運動不足解消‼︎こどもとできる簡単エクササイズ
もちろん運動だけでなく、栄養バランスの取れた食事も大事です!
成長期のお子さんに不足しがちな栄養素をプラスできるサプリメントを使うのも一つの手ですね!