こんばんは、ナマケモノです!
先日私のクリニックであったお話。ナマケモノのプロフィールはこちら♡
肘を抱えてきた男性、顔面は蒼白、痛みに耐えながら苦しんでいる様子…
「めまいや気持ち悪さはないですか?」
「すぐアイシングいたしますね!」
患者さんにかけるいつもの言葉。
…でも今回ばかりは伝わらない…!!!
この日の患者さんは外国の方だったのです…( ;∀;)
病院に英会話は必要か?
病院に英会話は必要か。
この答えは迷わず‶イエス”です。
私のクリニックはけして海外の方が多い地域ではありませんが、近年、外国人の方の来院が増えています。
とくに東京オリンピックに向けた期間工で来日されている方も多く、そのように一時的に日本に来ている方は日本語を話すことができない方が多い印象です。
幸い、私のクリニックのドクターは英会話ができたため、診療は問題なく終わりましたが、問題はリハビリのスタッフでした…
みんな、全くと言って英語ができない。
「ペイン…ここ…ノー?」
「固定…グルグル…OK?」

逃げたくなったのは言うまでもありません…
病院での英会話 どう対応するか
英会話ができなくて一番問題と感じたのは、できないことへの自信のなさから、
【皆が対応を嫌がる(避ける)】ということでした。
あからさまに対応を人任せにしようとする、ほかのスタッフの様子は、私自身も英会話ができないながらも、悲しく感じたのを覚えています。。
壊滅的に英語ができない私はgoogle翻訳を使って会話を試みました。
そうすると、言いたいことを言えた、聞いてもらえた。という満足からか患者さんはやっと笑顔に。

ツールをつかってもいいんですよね!要は、話を聞いてあげるのが一番だった!
異国でけがをして困っているのに助けてあげられない、声もかけてあげられない。
自分が逆の立場だったら心細すぎますよね。
まずはgoogleの翻訳機能でもいいんです。今Googleの翻訳機能すごいですよ。
音声入力もできますし、簡単な自動翻訳機としては十分です(*´з`)
英会話を勉強しよう おすすめの本
Google翻訳でもよかったのですが、
患者さんの笑顔をみれたのがうれしくて、私は自分の言葉で話せるように伝えられるように、少し英会話を勉強したくなりました。
そこで読んだ本がこれ
こちらの本は、会話方式で進んでいく本で、活字が苦手な私でもすらすら読めてしまいました。
正しい英語を話す、というよりも【まずは口にする】というところに重きを置いている本であり、
私の英語へのイメージは一気に変わりました。
日本人のまじめな国民性が英語が話せない理由の一つにもなっているそうで、
正解の単語、正解の言い回ししか口にしちゃいけないと頭の中で思ってしまうため口から英語が出てこなくなってしまうそう。
この本はとても分かりやすいのはもちろん、まずは話してみようという気持ちに切り替えてくれた本でした!
英語を話そうとするとき、
こういう時は、Howだっけ?Doesだっけ?…
考えすぎてしまって結局なかなか口にできない方、是非お手に取ってみて下さい。
英語での会話へ一歩踏み出せるかもしれません(^^)/
本を読む、という時間がない、活字がすごく苦手。というかたにはAmazon audibleという本を耳で聴くサービスがおすすめです。
あなたのかわりに読んでくれます。(笑)
別の作業をしながら読書ができます!!
しかも一昔前のロボットみたいなカタコト発音ではありませんよ(笑)

audibleは今なら30日間無料体験実施中!しかもいつでも退会できるって(ボソッ)
病院での英語 成果は…?
さて、本を読んでの成果はあったのか。
残念(笑)もちろんそんなすぐには成果は出ません(笑)
でもただひとつ、
私の英語に対するイメージが変わったことにより、口から英語が出てくるようになりました。
そうすると、患者さんは私が言おうとしていることを理解しようとちゃんと受け止めてくれるのです。
カタコトの日本語を話している外国の方の言いたいことを日本人が分かるように、つたない英語も外国の方はわかってくれたんです。
恥ずかしがらずに口にしないとわからないことでした。
その患者さんが卒業していく頃には、談笑できるくらいにはなり、
「次会うときには、私は英語を、あなたは日本語をもうすこし話せるようになっていようね!」と、お見送りしました!

もちろんgoogle翻訳も使いながらね!(笑)
コミュニケーションって本当に大事。
外国の患者さんにもいつも通りの声掛けをできるようになるのが今は目標です!
オンライン英会話入会も目論んでおりますので、またその折には、成果をお伝えできればと思います☺
それではまた(^^)/