
「医療従事者に感謝を」
テレビからは毎日covid-19(以下コロナ)のニュース
そしてこの言葉は一日何度聞くだろうか
‘一応’医療従事者である私は何ともいえない感覚でこの言葉を聞いています。
きっと大きな病院のスタッフさんたちは
コロナにいつかかるかわからない恐怖と隣り合わせでそれでも出勤しなくてはならず
それなのに医療従事者というだけで避けられたり差別をされたり…
許せませんよね
どのくらい現場はコロナによってひっ迫してて、余裕がなくなっているのでしょうか?
この答えは現場で働く友人に次回聞いておくこととしましょう。
なんとも言えない感覚とは
医療従事者ではあるけど、コロナと戦ってるわけではない私
街の小さな個人経営のクリニックで毎日おじいちゃんやおばあちゃん、ちいさいお子さんまでリハビリを担当している柔道整復師です
てか柔道整復師ってなに?かもですがこれは追々話しますw
そんな私のクリニックは今 経営危機です。
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医療機関が経営危機?
想像には難くないと思いますが、コロナ感染を恐れて患者さんは激減しています
でも、それでいいと思うのです。
私のクリニックの患者さんの80%ほどは高齢の方です。
やっぱり自分の命は自分でしか守れないしね。
誰が持ってるかわからないしね。
なんなら、0距離でリハビリをしてる私が保菌してるかもしれないしね。
「健康のためにはリハビリも大事だけど、命に関わらない症状ならお家にいた方がいいよ、家族も心配してるでしょう?」
そう思っていても毎日のルーティンだからって来る患者さんたちもいて
でも来てもらわないとクリニックは経営難に陥るし、クリニックだって潰れちゃうわけです。
何を優先すればいいの?
なんの情報が本当なの?
不要不急ってどの程度?
情報が溢れすぎててみなさん混乱しますよね。
ただ間違いなく私が言えるのは
全ての医療従事者が、全ての医療機関がてんやわんやのわけではありません、ってこと。
少なくともうちの法人は患者さんの激減でスタッフは削減、給与も減額の危機です。
スタッフが減らされている分、業務は増しても。笑
だから「医療従事者に感謝を」という言葉にはなんとなく違和感を、感じてしまうわけですね、
日経メディカル 53.4%が「患者減」、大打撃を受けた診療科は?新型コロナウイルス感染症の流行で、政府は不要不急の外出を自粛するよう呼びかけている。3月2日から春休み期間まで全国の小中学校で臨時休校の要請も行われた。こうした“自粛ムード”が広がる中、患者が医療機関の受診を手控える動きも広がっているようだ。日経メディカルOnlineは医師会員3668人を対
大変なのはみんな一緒
この状況のなかでリモートワークになったり、時差出勤になったりした方、かなり増えましたよね
いつも行っていたパートの職場からしばらく休んで、と言われたり、
学校再開は未定です。なんて言われたり。
飲食店の方なんかはきっと休めるなら休みたいはず。
開けてもお客さん来ないんですもん。でも、開けないと家賃、光熱費、スタッフの給料、誰も保証してくれないんですもん、そりゃ、開けますよ、こっちも明日のご飯が、命がかかってますから!
コロナだけが命を奪うわけじゃないと私は思っています。
だからコロナと直接戦ってる人たちだけが大変なわけじゃない
大変なのはみんな一緒。
だから人を責めるような今の世の中は、すごく生きづらい気がして。
政府はどうか本当に困ってる人にお金を使って下さい、働かなきゃいけない人が責められることのない仕組みを作ってください。
働きたくても働けない人を助ける仕組みを作ってください。

ダメなことばかりではなくて、これはいいよ!ってことも言ってくれたらいいのにな、そしたら少しはみんな優しくなれるのにな、なんて
ナマケモノは思っています。
早くみんなが普通の生活に戻れる日が来るように。
できるだけステイホーム。
そして少しの運動も。
気が向いたらおうちでできる体操なんかもあげていきます。
気が向いたら、です。
あくまでもナマケモノです。
だいぶアルコールの在庫にも余裕が出てきましたね、
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